Photoshopの便利機能 -その1-
松山オフィスの近辺も桜が咲き、お花見にちょうど良い時期となりました。
本日はあいにくの雨模様ですが、頃合いを見て花見をしたいなーと思ってます。
今回はディレクターの菅野がちょっと役立つかもしれない、
Photoshopのある機能についてお話したいと思います。
Photoshopでイラストを描く方はいらっしゃると思いますが、
「レイヤーカンプ」について、もしかすると使ったことがない方がいるのではないでしょうか。
レイヤーカンプがどういった機能か簡単にお伝えしますと、
・レイヤーの表示非表示
・ドキュメント内のレイヤーの位置
・レイヤースタイルなどの適用による外観
これらを記録し管理する機能です。
これを利用すれば、ひとつのPSD内で差分の切り替えが簡単に行えます。
では、下記に使い方の一例を紹介させていただきますので、ご参考になれば幸いです。
——
(1)
ウィンドウメニューからレイヤーカンプのパネルを表示します。
(2)
記録したい状態に整えて、パネルの新規レイヤーカンプを作成をクリックします。
(3)
任意のレイヤーカンプ名や適用項目にチェックを入れて、OKをクリックします。
これでひとつ目の状態が記録されましたので、続いて差分を記録します。
(4)
新たに新規レイヤーカンプを作成します。
(5)
差分の状態に整えて、レイヤーカンプを更新をクリックします。
これで差分の状態が記録されました。
——
あとは表示したいカンプを選択することで切り替えが可能になります。
作成後もカンプ毎に編集することが可能です。
その際には更新することを忘れないようご注意ください。
差分はカード系やアダルト系のイラストにおいてよく見られる仕様です。
中には、差分に必要なレイヤーの表示を誤って、ミスを起こした方もいらっしゃるのではないでしょうか。
納品形式によっては利用できないこともありますが、
もし機会がございましたら是非使ってみてください。