【初心者向け】自分で作れるオリジナルブラシ!
どうも、松山オフィスの菅野です。
今回はPhotoshopのブラシについてお話致します。
普段私はSAIまたはCLIPSTUDIOで線画を描いていますが、
最近、Photoshopで線画を描いてみると、
それほど悪くないなと思いPhotoshopで描く方向を検討しています。
ただ、線の描画品質はSAIやCLIPSTUDIOと比較すると見劣りする部分があります。
線の抜きが甘く、どうしても線の先が太く(丸く)なってしまいがちです。
ストロークもカクカクとなりやすく綺麗に描くにはあまり向いていません。
調べ始めたばかりなので、もしかすると解決できる方法があるのかもしれませんが、
その時はここでお知らせできればと思います。
他にはブラシの濃度がデフォルトの設定だと筆圧によって変わります。
一定の濃度で描きたい場合には不向きな仕様ですが、
それによって紙に描いたときのような柔らかいタッチになるので、
それが好みであればデフォルトのままでもいいでしょう。
でもせっかくなので、ブラシの設定を変えてみたり、
オリジナルのブラシを作成して自分だけのタッチを生み出すのもいいと思います。
他のソフトでもオリジナルのブラシは作れますが、
Photoshopはブラシの設定項目がたくさんありますので、
1種類のブラシでも状況に応じて様々なことが可能です。
ブラシの設定まで説明すると長くなってしまいますので、
今回はブラシの作り方までにしておきます。
①
まずは新規ファイルを作成しましょう。
サイズは100px四方の小さなキャンバスでも十分です。
レース模様のような細かいブラシを作りたい場合は、
大きめのサイズにしたほうが描きやすくなります。
縦横の比率は関係ありませんので、作りたいブラシに合わせるのがいいでしょう。
②
ブラシやシェイプ、ペンツールなどを使って好きな形を描きましょう。
このときに使う色はどれでも構いませんが、
自分が見えやすい色にして描きましょう。
デフォルトの黒でも問題ありません。
規則的に並ぶ模様のようなブラシにしたい場合は、
ペンツールなどで綺麗に描くことをオススメします。
③
描き上がったら編集メニューから「ブラシを定義」を選びましょう。
その後ブラシ名を入力するウィンドウが開きます。
サムネイルも表示されるので、イメージどおりにできているか確認しましょう
問題なければ任意の名前にしてOKを選択します。
これでブラシが作成されプリセットに登録されますので使うことができるようになります。
以上で簡単にブラシを作ることができますので、
普段Photoshopで描かない方もたまに使ってみるのもありではないでしょうか。
普段と違う描き心地、発見があって楽しいですよ。