ひと目で見つかる!邪魔なゴミを削除しよう
こんにちは、松山オフィスの菅野です。
梅雨真っ只中で、早くカラッとした夏を迎えたいものです。
特に午後から晴れると、午前に降った雨が蒸発してムワッとした空気が辛いですね。
さて、今回はイラストを納品する前に済ませておきたい、
ゴミのチェック方法をご紹介します。
まず始めに、ゴミとはイラストにおける「不要な線や塗り」の事を指します。
制作者さんに取っては聞き慣れた言葉かもしれません。
そのゴミを削除することを、僕たちは「ゴミ取り」と読んでいます。
背景透過のイラストでは特に必要な作業です。
このゴミは色々と不具合を起こす原因になり、とても厄介なのです。
チェックの方法は人により様々だと思いますが、
ただ目視するだけでは微小なゴミを見つけることは困難です。
今回ご紹介するのはPhotoshopのレイヤースタイルを使った、
目視でも確認しやすい方法です。
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①確認したいレイヤーまたはフォルダの、サムネイルか名前の横(空欄)を
ダブルクリックしてレイヤースタイルのウィンドウを開きます。
②レイヤースタイルの境界線にチェックを入れ、
本ブログの画像を参考にサイズや塗りつぶしタイプを設定します。
※サイズは大きすぎると細かな部分が潰れるので、ほどよいサイズにしましょう。
カラーはイラストや背景の色味に合わせて、見えやすい色にしましょう。
③表示倍率を100%にしましょう。
※全体表示にすると倍率によっては境界線が見えない場合があります。
④ゴミを確認したら、該当するレイヤーに対して消しゴム等で削除しましょう。
⑤最後に不要となったレイヤースタイルを消去し、保存して終了です。
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以上となります。
この方法の利点は、ゴミがどんなに小さく不透明度が低くても、
境界線が適用されるので見つけやすいことです。
ゴミが無くなることで不具合も防ぎ、非常に喜ばしいことと思いますので、
是非参考にしていただければと思います。
もっといい方法があるよって方は、是非教わりたいです(笑)