3月
21

模写上達のための1.2.3+4

posted on 3月 21st 2016 in Design News with 0 Comments


月曜日がやって参りました。祝日ですが更新していきます!
二回目のブログは兵頭・平川が書かせていただきます。

イラストがうまくなりたいと思っている皆さま、どのように練習していますか?

模写?
トレース?
デッサン?
オリジナル?
……etc

今回は練習法の一つ、「模写」の練習方法について説明していきたいと思います。

1:自分の好きな漫画やイラストを用意します。
2:紙の横に置いて、よく観察しながら描いてみましょう。
!ポイント!
模写とは、まねて再現することです。
・どう線を引けば同じ絵になるのだろう?
・体のバランスは何頭身だろう?
・顔のバランス。
・目の大きさ。黒目と白目の割合。
・輪郭の描き方
・腕や手首の関節はどの位置に描かれているのか。
・しわの付け方。
……etc
など、常に細かい部分でも考えて、観察しながら描きましょう。

3:完成したら自分が描いたものと実物をよく見比べ、違っているところを修正していきます。
元の絵をトレース紙でトレースして、
模写と重ねて見比べると、違っているところが分かりやすいです。

4:2、3の繰り返し。

誰でも最初はうまく描けません。
ですがあきらめず、繰り返し繰り返し描いていくことで、どんどんうまくなっていきます。

ここでの私の体験談を一つ。(兵頭)

小学校のころから絵がうまくなりたくて模写を始めました。
最初は一人で描いて、それで満足していました。
そんな時、兄が私の描いた模写を見て、
そのあまりの下手さに同じイラストを模写して見せてくれました
それは、私が描いた模写より圧倒的にうまく、
兄から「これぐらいは描けないと」と言われました。
その言葉を聞いて、「もっと練習してうまくならないと」と思いました。

それからひたすら模写を行いました。
何度描いても実物と全く違い、うまく描けなくて挫折しそうになったとき、
兄が描いた模写をみて、やる気を貰っていました。
それを目標に何度も何度も描き続けていく内にうまく描けるようになっていきました。

これが私の絵がうまくなっていったきっかけです。

私からのアドバイスとして、
できたイラストを家族や友達に元のイラストと一緒に見てもらってください。
人に自分のイラストを見せるのは誰だって恥ずかしいですし、怖いと思います。
ですが、誰かに見てもらうことはとても重要で、
自分では気づけなかったところを指摘してもらえたり、
ほめてもらえたりします。
ほめてもらえたらとてもやる気が出てきませんか?

最後に、何も考えず模写をするのではなく、
記載したポイントを意識しながら模写を行っていきましょう。

塵も積もれば山となる。

考えながら書くことができれば、周りより一歩二歩先へ、
少しづつですが確実に上手くなっていきます。