7月
04

趣味を仕事にする、覚悟は出来ているか?

posted on 7月 4th 2016 in Design News with 0 Comments


今年のジューンブライドには乗っかれませんでしたが
素敵な出会いがありました。少しはあやかれましたかね?
本日のブログは吉本が担当させていただきます。

これは去年のお話にはなるのですが、
東京のオフィス勤務になってから初めて、都内の専門学校へ足を運ぶ事がありました。

その時に専門学校で行われていたのは、学生たちの作品展示会。
その際、都内の学生たちの意識の高さ。とても驚かされました。

作品のクオリティ自体は、地方の学生でも負けていない方は多いのですが
学生の、「私のイラストどうですか!」という自身の売り込み。
作品の前で少し立ち止まって、眺めようとしたところに、名刺をもってサッと横に来る!
そして始まる自分の得意な工程、経歴のアピール。
ぶわわっと感動のようなものが体を駆け巡りました。

イラストを描くことを仕事にするということは
普段自分で描いているイラストとは、別物だったりします。
決定的な違いだと私が思っているのは「完了を自分で決められない」というところでしょうか。
先方の求めているクオリティがゴールです。

「アニメ塗りが得意で、テイスト的には○○のような画風ができます!」
というアピールを聞いたときに、あ、この子はイラストを仕事にするということが
「自分の絵を描く」ではないということがわかっているんだな、、、と感じました。
(もちろん自分色を出すことのできるお仕事もありますが
ほぼほぼ、協調性のある画力が求められます。)

実際に授業の中に、企業さんとお仕事をするというものがあるらしいので
仕事の流れというものを知っていたからだとは思います。

とても収穫のある展示会でした。
また機会があれば、足を運びたいと思います。